キャビンアテンダント

女性の仕事の人気職種にスチュワーデスがありました。現在はキャビンアテンダントと呼ばれていますが、1980年代は日本においてはまさしく女性の憧れの的でした。業務内容は機内サービス、機内清掃、保安、緊急時の対応などがあげられます。肉体的にもハードで国際線の搭乗は時間的にも不規則で労働環境としては厳しいものですが海外旅行がまだ珍しい1960年代から一般庶民に浸透する1980年代までは世界を飛び回る存在として君臨しました。
バブル経済影響を受けて海外旅行が庶民の娯楽として定着すると、大型機で旅客を大量に輸送するためそれに対応してキャビンアテンダントも大量採用する時代が到来しました。それまで正規職員として活躍しステータスも高かった花形職業としての存在から、人件費削減のため安い給与で大量採用する時代となり身分も契約社員制や派遣社員の導入が定着しました。2000年代に入るとアメリカの同時多発テロなどの影響で飛行機の利用を控える傾向が広がり大手航空会社が業績不振に陥り経営再建を余儀なくされるようにまりました。このようなことから海外航空会社が日本人のキャビンアテンダントの採用を見送るようになり若手のキャビンアテンダントも減少して高齢化が進み花形職業としての座を明け渡すようになりました。日本の航空会社ではまず3年間有期雇用の社員として働き、その間の勤務評価によって認められた社員が正規職員としての身分を手に入れることができます。時代とともに変化をとげてきたキャビンアテンダントですが、女性にとって人気の職業であることは変わりません。良い人材が入ってきてくれるよう、また優れたキャビンアテンダントが長く勤務してくれるよう、航空会社は女性にとって働きやすい環境を整えたいと考えていることでしょう。

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